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2040 days ago,
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この学園の教師をしている、私・・・‘花井美冬’は、
ある一人の教え子のことが心配だ。
一際物静かで目立たない男子学生、‘香田慎司’。
このクラスに入ってからというもの、
どうもいじめを受けているらしい。
現状と今後について、具体的に話を進めるために、
香田くんを生活指導室に呼び込むことにした。
黙ってうつむく香田くんを気遣いながら、私は優しくささやく。
それでも何も言ってくれない彼の顔をのぞき込みながら、
私も小さく息を吐いた時だっただろうか。
『くく・・・・心配ないよ、先生。僕は、いじめられるように仕向けてきたんだからさ』
香田くんに妖しく笑い返されて、一瞬何を言われたのかわからなかった。
自分の言いなりにならないと、いじめを苦にした遺書を残して、自殺する・・・・
そうやって、私を脅すためにいじめられていたと彼は言う。
人を操り、自分の思うようにしたい人間。
そのためには、嘘をつくのも人を傷つけるのも平気。
それが、香田くんの本性だった。
『僕、ずっと気になってたんだ……先生は、どんな声で啼くのかなって。』
気がつけば、手首をつかまれていた。
香田くんが握り締めているモノ……それは、
大きな注射器……いや、巨大な浣腸器のように見えた。
『ねぇ、聞かせてよ、先生……?』